ミッドナイトイーグル

  • 2007.11.25 Sunday
  • 01:29
を見た。
 日本でもこんなスケールの大きいアクション映画を撮れるんだと思いました・・・なんてことをいつだか大沢たかおが言っていた気がする。

 のだが,実際はアクションはともかく,話のスケールが小さい映画だった。
 
 そもそもタイトルのミッドナイトイーグルとはステルス戦闘機の愛称(?)なんだそうだ。

 で,話としては米軍基地にあったステルス戦闘機に爆薬をしかけ墜落させた半島の(おそらくは北朝鮮を想定しているんだろうね)工作員達。南アルプスに墜落したその戦闘機には実は核ミサイルが搭載されており,工作員達はそれを爆発させるため,墜落した戦闘機を奪取しようとする。そしてそれを防ごうとする自衛隊と巻き込まれた大沢たかお演じる元戦場カメラマン。彼らの奮闘の結末は・・・

 みたいな感じなんだけども,話が進むほどに疑問が多々生じていく。大体基地に忍び込んでステルスに爆弾を仕掛けることも無茶なら,それを爆発させて墜落させることも無茶。おまけにそれが核を積んでいるなんてねぇ。

 そんな嘘くさいストーリーでありながら,ラストにヒーロー像を描けない日本のアクション映画。ハリウッド映画ならこの映画のラストに大沢たかおはヒーローになるはずなのであるが,勧善懲悪のヒーロー像を描くことに抵抗を持つ日本人が作るとこんな感じになるんだろうね。ホントラストには夢も希望もありません。ありえないような獅子奮迅の活躍で死地を脱するよりは,現実的なのかもしれないが,そもそも設定にこれだけ無茶をしているんだから,最後だけ現実感にこだわられても,観客としては理解に苦しむところである。

 ヒーローを描くために,多少の設定の無茶も押し通すハリウッド映画と現実感を出そうとして,細かい設定にこだわる日本映画。どちらが良いかは議論があるかもしれないが,僕はこの点はハリウッド映画を推したいと思う。

 ついでに,一点だけどうしても許せないのがラストで総理大臣が敬礼をするところ。軍人ならともかく,政治家の総理が人の死に直面して敬礼するのは,おかしいだろう。見方によっては,ふざけてるようにも見える。死を前にしたら,人は一番素直な態度をとると思う。ならば普通の人が敬意を表するときは単純に頭を下げるのではないか。

 というわけで,イマイチな映画でした。

<今日のヒトコト>
 昨日は友人の結婚式。数年前まで東京で引きこもっていた奴が茨城で結婚式に呼んでもらえるなんて,人生ってどうなるか分かりません。一寸先は闇かも光かも分かりませんけどね。
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